横浜市瀬谷区が実施しているさまざまな支援制度をまとめました。
この記事では「出産・子育て」に関する情報をご紹介します。
■横浜市出産費用助成金
「横浜市出産費用助成金」は、健康保険や国民健康保険の被保険者に支給される出産一時金に加えて、横浜市が独自に最大9万円を助成する制度です。
出産にかかる費用負担を軽減するため横浜市で新設され、令和6年10月から申請がスタートします。対象は横浜市内に住民登録があり、令和6年4月1日以降に出産した方となります。
出産時にはさまざまな出費が予想されるので、出産一時金への加算はとても心強い制度といえますね。
■横浜子育てサポートシステム
横浜子育てサポートシステム」は、“地域ぐるみでの子育て支援”などを目的に横浜市が運営している事業です。子どもを預かって欲しい人と預かる人の両方が会員登録をして、人と人のつながりを広げ出会いをサポートしています。
預けことができるのは生後57日から小学校6年生までの子どもが対象で、預かる方は研修を受講する必要があります。通院や冠婚葬祭はもちろん、自分の時間をつくりリフレッシュしたいというときにも利用可能です。
報酬(利用料)は平日1時間500円で、土日祝日は600円となります。最低1時間分の報酬(利用料)が発生し、援助内容によって交通費や実費がかかることもあります。
ひとり親家庭や生活保護受給世帯、住民税非課税世帯の方がこのシステムを利用する場合、子ども1人あたりひと月最大24,000円の利用料が助成されます。
■産前産後ヘルパー派遣事業
妊娠中または産後5か月未満で心身の不調などのより子育てに支障がある方を対象に、家事や育児の負担の軽減を図るため、横浜市が委託した事業者からヘルパーが派遣されます。
1回2時間以内、1日2回まで利用でき、利用料は1回あたり1,500円となっています。
支援内容は事業者によって多少異なりますが、掃除や食事の準備など家事に関する支援、沐浴介助やオムツ交換などの育児に関する支援を受けることができます。上の子どもの送迎を行ってくれる事業者もあります。
■JR通勤定期券割引
横浜市では児童扶養手当を受給している場合、JRの通勤定期乗車券を3割引で購入することができます。
区のこども家庭支援課に「特定者用定期乗車券購入証明書」の交付申請を行い、交付された証明書をJRの駅の窓口で呈示すれば定期券を割引で購入することができます。
横浜市瀬谷区は豊かな自然と落ち着いた雰囲気を保ちつつ、生活の利便性も良く人気のエリアです。出産費用の助成やヘルパーの派遣など、子育て世帯へのサポートにも力を入れており、子育て支援の関連施設も充実しています。